営業外収益

営業外収益は、企業の財務活動や投資活動など本業以外の活動によって得られた、経常的に発
生する収益のことをいう。具体的には、受取利息、割引料、受取配当金、有価証券利息、売買
目的有価証券売却益、仕入割引、雑益などの科目が挙げられる。一般に営業外収益の財務諸表
における表示については、これらの科目をもって表示するのが原則であるが、例外として、金
額的にも僅少(財務諸表等規則では、営業外収益の総額の100分の10以下)で重要性のないもの
は、雑収入などの科目で一括して表示することも認められている。なお、似たような科目であ
る投資有価証券売却益や子会社株式売却益などについては、特別利益に計上されるので注意。

営業外収益は、損益計算書において、営業外費用と共に「営業外損益」を構成し、また営業損
益(営業利益、営業損失)に営業外損益を足したものを「経常利益(経常損失)」という。


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